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飲料大手コカ・コーラが初の紙ボトル試作品を公開

Photo Credit: CocaCola

10月29日、飲料最大手のコカ・コーラが紙製のボトルの試作品を発表しました。デンマークの紙ボトル製造開発のPabocoなどと協力しプロトタイプの完成に至ったといいます。

コカ・コーラは炭酸飲料で世界シェアNo1で、ノンアルコール分野で巨大なパイを握っています。2030年までに世の中に販売されたペットボトル・アルミ缶などを集めてリサイクルすることでプラスチック削減に貢献することを目標として掲げました。

今回のプロトタイプは外側が紙で作られており、キャップと内側は再生プラスチックを使用することで炭酸飲料でも詰めることができるよう。現段階では100%再生プラスチックを使用していますが、今後は100%紙製で内側も紙で作る予定です。

紙製ボトルの具体的な大量生産計画の目処は立っていませんが、ユーザーの反応について分析・考察および、今後の販売時期や場所・リサイクル方法について検討していくとしました。

プロジェクトに取り組んでいる、コカ・コーラのEMEA R&D包装イノベーションマネージャーであるスティン・フラッセン氏は、「紙製ボトルは包装業界の可能性を広げ、将来大きな役割を果たすと確信しています。」と述べています

コカ・コーラはこれまで、砂糖からつくられた物性ボトルの開発支援や海洋プラスチックごみを使用したペットボトルなど、環境負荷削減に向けた取り組みを行ってきました。そして今回、紙製ボトルのプロトタイプを発表したことで、プラスチックボトルが当たり前の飲料業界をコカ・コーラが大きく変えるかもしれません。

参照記事

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