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休暇中のギフトに向けてお菓子の詰め合わせを始めたImperfect Foodsとは

Photo Credit: Imperfect Foods

オンラインで規格外の野菜や割れた食品などを販売するImperfect Foodsは、クリスマスなどの休暇中のギフト需要に向けて新しくスナックボックスを開始しました。

すでに6.3万トンもの食品ロス削減を行っている同社ですが、今回の記事ではどんな仕組みで届けているのか紐解いて行きたいと思います。

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Photo Credit: Imperfect Foods

2015年に設立されたImperfectFoodsは、これまでにおよそ1.4億ドル(約148億円)を調達しており、アメリカの半分以上の地域に進出しています。(写真の濃いピンクを参照)

ミッションに「Eliminate food waste and build a better food system for everyone.(食品ロスを削減し、より良いフードシステムをみんなのために作る)」ことを掲げる同社は、食に困る人々に向けた“食の再分配”として機能しています。

例えば、フードスタンプとして知られる、正式名称SNAP(補助的栄養支援プログラム)のプログラム条件を満たすユーザー(貧困層)は注文ごとに33%のディスカウントが受けられます。この割引によってすでに約43万個のボックスが届けられている様子。コロナの状況下では、食糧不足に陥った組織に食糧支援をしています。

扱う商品は、見た目が悪くなってしまった食品、販売する水準を満たさなかった農作物、過剰在庫として眠る余剰品、農場で収穫されないけど食べられる農作物(ブロッコリーの葉など)、パッケージ変更に伴う販売停止となった食料品、賞味・消費期限の近い食料です。

Photo Credit: Imperfect FoodsよりZecopress作成

ビジネスモデルはシンプルな仕組みで、オーガニックプランと通常プラン内で、選り好みした食料品が1週間に一度デリバリーされる仕組みです。

注文ごとに$4.99 – $8.99(約500〜1,000円)の配達料がチャージされ、地域によっては最低で$30 – $45(約3000〜5000円)ほどのカート制限があるQ&Aで説明されています。

imonikam Imperfect Foods Review – My thoughts after using this service twice.

参考として、フィラデルフィアで購入した方の動画レビューを確認したところ、フィラデルフィアはカート制限がなく、動画内の野菜が1000円以下(別途配達料)で購入できることがわかりました。

購入したものが届いたあとに段ボールをそのまま普通に捨ててもいいですが、Imperfect Foodsは毎週の配達と同時に回収するリサイクル活動を行っています。

Photo Credit: Imperfect FoodsよりZecopress作成

現在はコロナの影響で回収を保留していますが、リサイクルや再利用するか、NPOに寄付するかといった方法をとっています。ちなみにこれまでで30万を超える段ボールが寄付されたのこと

傷みやすい食品や気温に影響を受けやすい食品にたいして断熱材や保冷剤がついてくるそうですが、そうしたものも一緒に回収・再利用していました。

クリスマスが近づき、新たにお菓子ボックスを始めた同社は、現在もコロナ支援を続けていますが、収束後のさらなる成長に期待が高まりつつあります。

参考記事

Imperfect Foods’ New Snack Box Lets You Fight Food Waste Through Holiday Gifting