SocialGood: ニュースまとめ

SocialGood: ニュースまとめ

1. くら寿司で世界初の“紙カプセル”が試験導入

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6月15日、食品産業新聞はくら寿司が「環境にやさしいビッくらポン」として、世界初となる”紙カプセル”を試験導入したことを発表した

この”紙カプセル”はデンプンとパルプを使うPIM技術を活用しているため、可燃性で一般ゴミとして処分できるのが特徴とのこと。今回の”紙カプセル”は世界初の試みで、4社共同で開発されたという。

くら寿司は7月1日より、サトウキビやトウモロコシなどを活用した「バイオマスプラスチック」を25%配合した持ち帰り袋を開始する。くら寿司によるマイクロプラスチック削減の新施策の動向に注目したい。

2. 北極圏の町で38度と史上最高の暑さを記録

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CNNはロシア極東の北極圏内に位置するシベリアの町、ベルホヤンスクで6月20日の気温が史上最高の38度を記録した発表した

1892年に氷点下67.7度の最低気温が報告されているベルホヤンスクは、22日の衛星画像で複数の山火事が確認されているとのこと。シベリアの気温は月ごと、年ごとに大きく変化するのが特徴である。

コペルニクス気候変動サービス(C3S)が公表するデータによると2019年が観測史上2番目に暑い年で、2010~19年も観測史上最も暑い10年間だったという。二酸化炭素(CO2)濃度は現在、少なくともこの80万年間で最高となっているAFPBB Newsで述べられている

3. 米スタバ、朝食メニューで植物肉サンドイッチを開始する

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米スターバックスは、植物由来の人工肉を使ったサンドウィッチの販売を開始した。6月23日から、代替肉メーカーのインポッシブル・フーズと提携し、「 Impossible™ Breakfast Sandwich 」を夏の朝食メニューとして追加した。人工肉のパテを目玉焼きとチェダーチーズを重ね、パンで挟んだ同メニューは、米CNBCによると価格は4.95~5.25ドル(約530~560円)で購入できるとのこと。

今年1月、米スターバックスはサステナビリティに関する目標を公表している。今後数十年に渡り、CO2の排出削減や植物由来の食品・飲料の提供を強化することで、資源利用によるダメージよりもはるかに大きくポジティブな影響を地球に与えていくことを宣言した

Our aspiration is to become resource positive – storing more carbon than we emit, eliminating waste, and providing more clean freshwater than we use.   

Starbucks ~A message from Starbucks ceo Kevin Johnson: Starbucks new sustainability commitment~

カナダのスターバックスは代替肉メーカーのビヨンドミートと提携して既に植物由来サンドウィッチを導入している。このようなスタバの動向を追随する他企業への期待が高まる。

4. 米アマゾン、気候変動対策に特化した2000億円ファンドを設立する

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米アマゾンは23日、気候変動対策のためにファンドを設立することを明らかにした。名称は「気候公約ファンド」といい、運輸や物流だけでなく、エネルギーや資源循環、農業など幅広い業種に投資するという。製品やサービスを開発中のスタートアップに加え、評価の定まった大手企業も対象だ。このファンドの気候公約に署名した企業は、以下を実施する予定である。(すでにVerizonやInfosys、Reckitt Benckiserが署名済み

・温室効果ガスの排出量の定期的な測定と報告
・効率改善、再生可能エネルギー、材料削減、その他の炭素排出削減戦略など、実際のビジネスの変化と革新を通じて、パリ協定に沿った脱炭素戦略を実施する
・2040年までに年間の二酸化炭素排出量をゼロにするために、未達成の排出量は社会的に有益なオフセットで埋め合わせる

IT mediaニュース ~Amazon.com、20億ドル(約2130億円)の温暖化対策ファンド設立~

2021年からは電動配送車での配送を開始する見込みである。すでに米新興自動車メーカーRivianへ4.4億ドルを出資しており、2030年までに10万台の電動配送車を稼働させることで、年間400万トンの二酸化炭素削減が可能としている。

近年、アマゾンは物流施設周辺の大気汚染などが問題視され、2019年には対策を求める従業員らによるストライキも起きている。米ウォールストリート・ジャーナルによると、最近のアマゾンは温室効果ガス排出の原因だと批判されており、同社への圧力が強くなっているとのこと。追加される署名済企業にも注目が集まる。



5. 良品計画がプラ削減を目指して店内に無料給水機設置する

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7月1日から、良品計画がプラスチックごみを削減する取り組みの一環として「自分で詰める水のボトル」を販売すると公表した店内に設置する給水機で給水サービスもスタートするという。

設置店舗は順次拡大だが、全国113店舗に給水機を設置するとのこと。

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自分で詰める水のボトル
容量:330ml
消費税込190円

「自分で詰める水のボトル」は繰り返し使うことを考慮してデザインされた、飲みやすく洗浄しやすい広口設計となっている。新しいペットボトルを消費することのない「給水」という行為が日々の習慣になることを目指すとのこと。発売と同時に、不要となった同ボトルの回収も行う予定である。

新しいボトルへの買い替えの際や万が一破損してしまった場合などは、お近くの無印良品までお持ちください。回収した商品はポリエステル原料にリサイクルすることで、プラスチックごみを削減し、石油由来原料の有効活用につなげます。 

出典:無印良品 〜自分で詰める水〜

「自分で詰める水のボトル」用として、水でサッと溶かして飲める粉末状のルイボスティーや黒豆茶も各税込み390円で発売される。他企業における給水サービス普及への期待に拍車がかかった。